2009年06月21日

屋外で公衆に表示される看板類をいう

屋外広告は常時または一定期間、屋外で公衆に表示される看板類をいう。屋外広告物法、建築基準法、道路交通法や条例などにより制限がある。交通広告やバスシェルター、POP広告などを含めた媒体をOut Of Home Media(OOH)という。

屋外広告の種類
電光掲示板、大型映像ボードと呼ばれる大画面映像媒体もある。
デジタルサイネージはデジタル映像パネルで駅構内やショッピングモールなどに設置される。
電柱広告
ネオンサイン繁華街のビルの屋上や壁面などに設置されている。主に都市部のビルやマンションなどの屋上に設置された大型の看板を英語ではビルボード(billboard) という。
ポスターボード、野立て看板:主に街路に設ける看板のこと。鉄道や幹線道路沿線の田畑に設置される場合もある。アメリカでは30シートポスター、8シートポスター、ブルティンなどがある。駅構内に設置されているものは交通広告に入る。
野球場、サッカー場などの広告。
民家や商店の外壁に取り付けられたホーロー看板(1960年代まで地方を中心に多く見られたもの)
捨て看板
河川のお話
大阪情報
欧米の美術
ことわざ集
茨城の情報
せの付く言葉
惑星のお話
香り・情報
コインの秘密
知って・マナー
泌尿器科
棚田
弓道
四国
水族館
フラメンコ
昆虫
医用生体工学
上場
バイアスロン

動く媒体 [編集]
チンドンマン、サンドウィッチマン
アドバルーン
ヘリ・飛行船広告
スカイバナー広告:ヘリコプターから旗状の広告をつり下げて飛行するもの。1994年にニュージーランドのスカイバナーズ社が開発。日本においては2001年夏期にコニカが神奈川県の海岸で実施。軽飛行機の後部に吊り下げ、飛行中は水平に表示されるものもある。
スタイタイプ・スカイメッセージ:飛行機雲を利用してメッセージを空に描く。日本においては1989年と2005年の夏期に大塚製薬がポカリスエットの広告を実施。
自動車や小型飛行機から拡声器を使った連呼。
アドボード・カー、アドボード・バイク:トラックやオートバイを改造して、荷台の部分に大型の広告スペースを設置した車両(宣伝カー)を、人通りの多い繁華街に走らせる。

その他のSP関連媒体 [編集]
ダイレクトメール
新聞折り込みチラシ
チラシのポスティング(郵便受けへの投入)
鉄道駅やファミリーレストランなどのチラシラックの設置、フリーペーパー
チラシやポケットティシューの街頭配布
ピンクビラ(風俗斡旋チラシ)
電話帳広告
店頭販促物
POP広告
粗品やノベルティグッズの配布
映画館や博覧会・展示会などにおける上映
エコーはがき(広告入り官製はがき)
公衆電話・携帯電話などで音声による広告聴取により無料通話させるもの
ペイパーコール
ゲーム内広告
ブログパーツ

ニューメディア [編集]
広告関連の統計では地上波テレビから区分され、「ニューメディア」という項目になっている。1999年に媒体別広告費でインターネット広告に抜かれた。

CSデジタル放送、BSデジタル放送
ケーブルテレビ

2009年06月02日

母里友信

母里 友信(もり とものぶ、弘治2年(1556年)? - 元和元年(1615年)6月6日?)は安土桃山時代から江戸時代の戦国武将である。通称は太兵衛(たへえ、たひょうえ)。「母里太兵衛」の名で「黒田節」に謡われる名槍「日本号」を福島正則から呑み獲った逸話で非常に著名。幼名は「万助」。但馬守。父は播磨妻鹿の国人曽我一信。弟に野村祐勝。妻は大友宗麟の娘。母里は出雲風土記の時代から島根県安来市あたり の地名とされており、本貫はこのあたりであったという説もある。

黒田氏家臣で黒田孝高(官兵衛、如水)、その子黒田長政に仕えた。槍術に優れた剛力の勇将として知られ、栗山利安と共に黒田軍の先手両翼の大将を務めた。黒田二十四騎の中でも特に重用された黒田八虎の一人である。

「もり」という読みから江戸幕府の文書などに「毛利」と誤記され、実際に一時期「毛利」と改姓したため「毛利但馬」「毛利太兵衛」と表記されることも多い。
父一信は播磨で勢力を持っていた小寺氏に仕え、黒田孝高の父である黒田職隆の与力的な立場にあったと伝えられる。そのため子の友信も永禄12年(1569年)黒田孝高に出仕した。理由は定かではないが、このときに母方の姓である「母里」と名乗ったようである。正式に母里氏の家名を継いだかどうかは定かではない。なお「母里氏」は出雲の尼子氏に繋がる(出雲国母里(望里)の出自という説がある)播磨の国人であり、現在も兵庫県加古郡稲美町母里にその名を残す。
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1573年の印南野合戦に初陣して以来、常に先鋒を務めて活躍した。1578年に突如信長に叛旗を翻した荒木村重によって主君孝高が捕らえられた際に忠誠を誓った留守中連著起請文にも名を連ねた。

その後も孝高に従って中国、四国を転戦し、1587年正月より開始された九州征伐では、豊前宇留津城攻めで一番乗りの戦功を挙げ、孝高の豊前入国後は6000石を与えられた。

文禄・慶長の役にも長政に従って従軍。関ヶ原の戦いでは九州切り取りに動いた孝高に従い豊後で蜂起した義兄大友義統を降伏させるなど、随所で類稀なる働きを見せ、後に長政が豊前中津18万石から筑前名島52万石に加増移封となった際には筑前鷹取城1万8000石を拝領した。

生涯に挙げた首級は実に76と家中で一番であった。

法名:麟翁紹仁。墓所:福岡県嘉麻市大隈の麟翁寺。福岡城二の丸そばに、以前は天神付近にあった友信の屋敷長屋門が移築され、福岡県文化財に指定されている。


2009年04月30日

胡 若愚(こ じゃくぐ)

胡 若愚(こ じゃくぐ)は、中国の人名。中華民国時代に、同姓同名の2人の要人が存在する。
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胡若愚 (雲南) - 雲南派(滇軍)の軍人。本記事で詳述する。
胡若愚 (安徽) - 安徽省合肥県(現在の合肥市)の人。1895年生まれ。北京政府奉天派の政治家から国民政府に転じ、1930年前後に青島市長や代理北平市長を務めた。
胡若愚(こ じゃくぐ)は中華民国の軍人。雲南派(滇軍)の有力軍人である。別名は学礼。字は子嘉。
地主の家柄で、父は秀才である。胡若愚は、羅平両等小学堂を卒業後、1910年(宣統2年)に雲南陸軍講武堂第4期で学ぶ。1911年(宣統3年)10月の昆明重九起義(雲南辛亥革命)では、革命派として参加した。その後は、唐継尭の下で昇進を重ね、護国戦争(第三革命)や護法戦争にも参戦し、1918年(民国7年)、旅長となった。

1922年(民国11年)春、胡若愚は、唐継尭から第2路司令兼前敵副総指揮(すぐに総指揮に昇格)に任命され、顧品珍を倒して唐の復権に貢献した。この功績により、胡は滇中鎮守使兼戒厳司令に任じられ昆明に駐屯したが、間もなく滇南鎮守使に遷り、蒙自に駐屯した。この時、竜雲・張汝驥・李選廷も鎮守使に任命され、胡と共に唐配下の4鎮守使となっている。

1925年(民国14年)、唐継尭の命令により、胡若愚は竜雲らと共に広西省へ進攻したが、新広西派の反撃に遭って敗退した。その後、唐が弟の唐継虞らを重用して4鎮守使の権限を削減しようとし、さらに国民政府に逆らって独自路線をとろうとしたため、胡、竜らは反感を抱いた。そして、1927年(民国16年)2月6日、4鎮守使は兵変を起こして唐を下野に追い込む。3月8日、胡は、雲南省政府省務委員会主席委員として、国民政府への忠誠を誓った。胡は国民革命軍第39軍軍長、竜は国民革命軍第38軍軍長にそれぞれ任命されている。


2009年04月15日

ローマ鉄器時代

多くのゲルマン人はかなり早い時代からローマ帝国の文化や軍と接触していたが、スカンディアヴィアのほとんどの地域はローマの人々にとって遠く離れた場所であった。そのためローマ人は、スウェーア族(Suiones)とイェーアト族(Geats)について少し触れている以外は、スカンディアヴィアについての記録をほとんど残していない。

しかし、スカンディアヴィアには外部からコイン、食器類、青銅レリーフ、武器など多くの物が持ち込まれていた。特に金属性の物品や土器には明らかにローマ様式のものが見られる。また、3世紀から4世紀にかけての時期には、ルーン文字ももたらされている。

この時代以降の遺物としてデンマーク、シュレスヴィヒやスウェーデン南部から湿地遺体1が多数出土している。それらとともに武器や家庭用品、羊毛の服なども出土しており、シュレースヴィヒ(デンマーク領)のニュダム湿地からは4世紀のものとされる大きな船(ニュダム船)も発見されている。

1世紀から3世紀頃までは、多くの遺体が火葬されることなく埋葬されていた。しかし、火葬の伝統も戻りつつあった。

5世紀から6世紀にかけて、金や銀が広く普及するようになる。この時代、スカンディナヴィアの人々はローマ帝国から金銀を略奪して持ち帰るようになっていた。そして、北ヨーロッパでは新たな時代が幕を開けた。ゲルマン鉄器時代である。

酸性の水と湖沼の底の堆積物により腐敗を免れた死蝋の一種。その後堆積物が泥炭層を形成して地上に露出し、その泥炭を燃料として切り出す際に発見されるケースが多い。

ゲルマン鉄器時代
ローマ帝国の衰退期以降の時代は、ゲルマン鉄器時代として知られている。 ゲルマン鉄器時代は前期と後期とに分けることができ、後期 (550 - 800年) はスウェーデンでは通常ヴェンデル期1と呼ぶ。

前期ゲルマン鉄器時代はデーン人が歴史に姿を現す時代である。デーン人は、ヨルダネスによれば、スウェーア族の系統らしい。

ローマ帝国の衰退期には、スカンディナヴィアに大量の金が流入していたため、スカンディナヴィアではすばらしい金工芸品が見られる。この時代の金工芸品に剣の鞘の細工やブラクテアート2などもあるが、傑出したものに黄金の角がある。

ローマ滅亡後は金が希少になったため、青銅に金をめっきした物が見られるようになる。また装飾も、前期ゲルマン鉄器時代には動物も写実的に表現されていたが,後期になると様式が変化し、手足を絡み合わせた複雑な形で動物があしらわれるようになっていった。

メーラレン湖へ注ぐフーリュス川東岸に12基あるヴェンデル船葬墓群に由来する。ここから副葬品として武器、兜、服飾品や埋葬された者の使った日常品が大量に出土した。
片面に文様の入ったメダル状のペンダント。

ヴァイキングの時代
ヴァイキングの時代は793年から1066年のスカンディナヴィアの時代の名称である。 これは初期鉄器時代の後半期と一致する。この時代、ヴァイキング(スカンディナヴィアの戦士であり商人でもある)が勃興し、植民、探検をヨーロッパ、中東、北アフリカの広範囲に展開した。そして彼らは北アメリカ、より特定すれば現在ニューファウンドランドと呼ばれる地域にも達している。

ヴァイキングの時代の始まりは通常793年とされる。このとき、ヴァイキングはブリテン島の重要な修道院・リンデスファーン修道院を略奪した。その終わりは1066年のハーラル3世によって試みられたイングランド侵略の失敗とノルマンコンクエストとされる。

移住の時代
移住の時代は紀元800年代に始まった。ヴァイキングは次のような地域を侵略し、移住した。イングランド、グリーンランド、フェロー諸島、アイスランド、アイルランド、リヴォニア、ノルマンディー、シェットランド諸島、シチリア島、ルーシ、ヴィンランドなどである。

スウェーデンの移住者はほとんど、現在のロシア、リヴォニアと他の東方地域に移住した。ノルウェーとデンマークの移住者が始めに西方と北ヨーロッパに移住した。 これらの東方からのスカンディナヴィア人移民はヴァラン人(væringjar, 「ののしる人たち」)として知られ、最古のスラヴ人の記録によれば、これらヴァラン人がキエフ・ルーシを建国した。この東方ヨーロッパの大国はモンゴル帝国のヨーロッパ侵略に最初に遭遇し征服された。

西方へと導かれた戦士たちは「ヴァイキング」として知られ、フランスのノルマンディー、イングランドとアイルランドに大きな文化的足跡を残した。アイルランドの首都ダブリンはヴァイキングの侵略者によって建設された。アイスランドには800年代に最初の移民がなされた。

アイスランド人のレイフ・エイリクソンは大きな業績をヴァイキングとスカンディナヴィアの歴史のこした。彼は最初に北アメリカに到達したヨーロッパ人の一人になったからである。 エイリクソンは大西洋を帆走し、ニューファンドランド島に上陸し、この地域をヴィンランドと命名した。

しかし、彼は一層西方の地域への恒久的植民にほとんど関心を示さなかったし、その代わりに、北の神殿の名のもとに近くのグリーンランドへの移住を主張し、アメリカ大陸本土を視認する代わりに、ここでの共同体の建設を推し進めた。

ニューファンドランドのヴァイキングの存在の証拠は、ヴァイキングの遺品と移住の痕跡の発見によって証明された。考古学者の合同チームはルーン文字の遺物を発掘したあと、1960年にはランス・オ・メドーでヴァイキングの村落を発見した。

ヴァイキングによるグリーンランドへの航海の緩やかな成功は島々の人口の当初の核を形成したが、移民は低調なままであった。ヴァイキングは後にヴィンランドもグリーンランドも放棄し、イヌイットと他のカナダ本土の固有の人々が居住するようになった。

ヴァイキングたちはこれらの植民を彼ら自身のホームランドの派生だと考えていたが、植民先が異世界であるという認識は移住先の先住民との相互の影響の後に生じた。

ヴァイキングによるアメリカ大陸の植民地化
アイスランドの歴史
グリーンランドの歴史

キリスト教化
ヴァイキングの信仰は北欧神話と深く結びついていた。彼らの宗教は戦いに重きをおき、戦死者の魂は神話の館ヴァルハラに迎えられる栄誉に浴するものと信じられていた。

スカンディナビアのキリスト教化はヨーロッパ主要部よりも遅れた。デンマークではハラルド青歯王が980年頃にキリスト教を国教とした。

ノルウェーではオーラヴ1世(在位:995年-1000年) とオーラヴ2世 (在位:1015年-1030年) の治世に始まった。オーラヴ1世とオーラヴ2世は国外へ遠征した際に洗礼を受けキリスト教に改宗していた。オーラヴ2世はイングランドの宣教師を自国に招きキリスト教の普及に尽力した。ノルウェーの異教からキリスト教への移行はほとんどイングランドの宣教師によって成されたものだった。王の洗礼とそれに続く国によるキリスト教化の政策により、伝統的なシャーマニズムは時代に取り残され、迫害の対象になった。スカンディナヴィア古来の伝統に則った祭り事(seid)を執り行う祭司(Völva)たちは、11世紀から12世紀に興隆した新たなキリスト教を信奉する為政者たちによって処刑されるか追放される憂き目にあった。

アイスランドは1000年にノルウェーからの圧力でキリスト教化した。施設の破壊を伴う強行な布教は住民達に退けられたが、穏健な形での布教は受け入れられ島内にキリスト教徒と異教徒の派閥が発生したため、王を頂かず合議制によって独立を維持するアイスランドの「共同体」としての国家運営に宗教問題は支障をきたす恐れが有った。そこでゴジ(Goði:首長)の一人リョーサンヴァトンのソルゲイル・ソルケルスソンに判断が委ねられた。彼自身は異教徒であったがキリスト教徒との付き合いも多く、中立的な見解を示されると期待されたからである。そしてソルケルスソンは全島民は改宗すべきであるという決断を下した。しかし古き信仰にまつわる慣習については、目に触れない範囲であれば行ってもよい(但し見つかって「訴えられれば」処罰される)旨も取り決めの中に含まれていた。[1]

スウェーデンのキリスト教化には更なる時間を要した。古来の慣習に則った宗教行事は11世紀の終わり頃まで地方の共同体で普通に行われ続けていた。1066年、短い期間で終息した内戦により、初めて国内における古来の宗教を執り行う勢力とキリスト教を支持する勢力の対立が浮き彫りになった。12世紀中頃にキリスト教勢力は大勝利をおさめ、1164年、異教の中心地ガムラ・ウプサラにのちにウプサラ大司教座に発展する教会を建設した。[2]

スカンディナヴィアのキリスト教化はヴァイキングの時代の終わりとほぼ同時であった。 キリスト教の適応はヴァイキングの共同体をヨーロッパ大陸の一層大きな宗教的、文化的枠組みへと吸収する助けとなった。

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2009年03月31日

取り口、強さ

取り口は非常に手堅く、若い頃はもろ差しを得意にしていた。自分有利の体勢に持ち込んだら確実に前に出て寄り切ると言うのが勝ちパターン。弱点である腰の脆さ(大鵬には反り腰がなく、上体が反ると残すことが出来なかった。常に前かがみを保ちながら相手を捌く取り口は、この弱点があるためである)を戦術と身体の柔らかさと懐の深さで補っていた。しかし、たまに土俵中央でがっぷり四つになったりすると、格下力士相手でも大相撲になった。大兵であるにも関わらず、巧みな前捌きに代表される緻密な技能を持っていた。また、左差し手を十分に返してから放たれる掬い投げは伝家の宝刀とも言われ、大一番になればなるほど輝きを放った。突っ張りも強く、突っ張ってからの叩き込みも懐の深さゆえによく決まった。だが、左膝を痛めた1968年以後は叩き込みや肩透かしで勝つことが増え批判を浴びている。

このように、基本的には左四つに組みとめての重厚な寄りと強烈な投げが主体のスタイルだが、押し相撲や右四つでも相撲が取れた。つまり、良く言えば究極のオールラウンダーであり、悪く言えば絶対的な型がなかったということである。この点は、右四つの完成された型を持った双葉山とは対照的であり、大鵬以前にはこういった相撲は小兵のやる事で横綱大関にはふさわしくないとみられていた。このため、相撲の豪快さに欠けるとして戦前の双葉山と比べると評価が低くなってしまっている。ただし相手次第で取り口を変える柔軟性を持っていたという点では今でも非常に評価が高い。

師匠である二所ノ関は「型の無いのが大鵬の型」「名人に型なし」と言ってこういった批判を黙らせた。大鵬が勝ち続け、昭和の大横綱へと成長すると、「型の無い」大鵬の相撲は、状況に応じて相撲を変える「自然体」とも評価されるようになった。

その強さと出世の早さゆえか、相撲の天才と呼ばれることも多かったが、本人は「人より努力をしたから強くなった」としてこれを嫌った[2]。大鵬の素質に惚れ込んだ師匠・二所ノ関によって徹底的指導によって鍛え上げられたが、日々のノルマは四股500回鉄砲2000回、兄弟子の瀧見山による激しいぶつかり稽古と、その指導はスパルタ的なものであった。本人は、弟弟子の麒麟児(後の大関・大麒麟)のほうが天才と呼ぶにふさわしいと言っていた。

その体の柔らかさは真綿やスポンジに例えられるほどのものであった。この体がどんな当たりをも受け止め、崩れない大鵬の相撲を可能にしていた。立合いもうまく、また受けて立つ強さもあり、最晩年の1971年3月場所で初挑戦の平幕大雪が一度目の仕切りで立った際は難なく捕まえ勝利している。

幕内最高優勝32回は2009年(平成21年)現在、最多優勝記録である。様々な金字塔を打ち立てたが、特に入幕(1960年)から引退(1971年)までの12年間、毎年必ず最低1回は優勝した記録は「一番破られにくい記録」と言われる。


略歴 [編集]
1956年9月場所 - 本名である納谷の四股名で初土俵、前相撲では三番出世だった。
1959年5月場所 - 新十両。納谷改め大鵬。
1960年1月場所 - 新入幕
1960年11月場所 - 初の幕内最高優勝
1961年1月場所 - 大関昇進
1961年11月場所 - 横綱昇進
1969年9月14日 - 同年5月場所で30回目の優勝を達成したことから、その功績を称え協会より一代年寄を授与される。現役中の一代年寄授与は大鵬と千代の富士(辞退)のみ。
1969年10月25日 - 紺綬褒章受章(以後7回飾版を追受)
1971年1月場所 - 32回目の優勝
1971年5月場所 - 現役引退、一代年寄「大鵬」を襲名
1972年1月 - 大鵬部屋がこの場所から独立。
1976年2月 - 役員改選に伴い、役員待遇に抜擢され、審判部副部長を務める。   
1977年2月 - 脳梗塞を患う。
1980年2月 - 役員改選に伴い、理事に昇格し、地方場所部長(名古屋)を務める。
1984年 - 少年時代を過ごした北海道弟子屈町川湯温泉地区に川湯相撲記念館が開館。
1996年2月 - 役員改選に伴い、理事8期を務め退任する。(その後停年まで役員待遇) 
2000年6月 - 還暦土俵入り(ただし、四股をふむことができないので立ち姿のみ)を行う。
2004年1月1日 - 娘婿である大嶽元関脇貴闘力が部屋を引き継ぎ、大鵬部屋の歴史に幕を閉じる。部屋の看板は縦書きの「大嶽部屋」と横書きの「大鵬道場」の2枚となる。
2004年11月3日 - 紫綬褒章受章
2005年5月28日 - 日本相撲協会を停年退職
2005年5月29日 - 相撲博物館第5代館長に就任
2008年12月26日 - 相撲博物館第5代館長を勇退。
ルーズ リング このゆび セラピー マンタ ドッグフ リルック プッシュ ファンド 水晶パート キバナ ピラフ 時の雫 ドリブル トポス ミキシング ちょぼく ラリアン ブログ タティック リューマチ アーミン ラクターゼ ヨットレ ロケア ファイユ ラケット きつおん タービン マドン アルカイ ナビタラワ ブレザー ブルジ オルグゴン トラン ナビロト スキルア クロニ スタン オーバ リスク ドック サイト スティッ きくま パシフ チルバ カツ上 カウボーイ

成績 [編集]
通算成績:872勝182敗136休 勝率.827
幕内成績:746勝144敗136休 勝率.838(勝率では取り直し制度導入以降1位)
横綱成績:622勝103敗136休 勝率.858(同3位)
幕内最高優勝:32回(歴代1位)
全勝:8回(歴代1位タイ)
同点:2回
連勝数:45(1968年9月場所2日目?1969年3月場所初日。1926年の東西相撲合併以降、歴代3位)
幕内在位:69場所
横綱在位:58場所(歴代3位)
年間最多勝:1960年(66勝24敗)、1961年(71勝19敗)、1962年(77勝13敗)、1963年(81勝9敗)、1964年(69勝11敗10休)、1967年(70勝6敗14休・柏戸と同数)
通算(幕内)連続勝ち越し記録:25場所(歴代9位タイ、当時玉錦に次いで歴代2位・1960年5月場所?1964年5月場所)
三賞:敢闘賞2回、技能賞1回
金星:1個(朝汐)
各段優勝:十両1回(1959年11月場所)、三段目1回(1958年3月場所)

2009年03月17日

車折神社

車折神社(くるまざきじんじゃ)は、京都市右京区嵯峨にある神社である。社名は「車裂」「車前」とも書いた。旧社格は村社で、現在は単立神社。

祭神は清原頼業(きよはらのよりなり)である。頼業は、学問で有名な清原氏の出であり、自身も平安時代後期の著名な漢学者・儒学者であった。大外記の職を長年務め、晩年には九条兼実より政治の諮問を受け、兼実から「その才、神といふべく尊ぶべし」と評された。

歴史 [編集]
頼業が文治5年(1189年)に亡くなると、清原家の領地であった現在の鎮座地に廟が設けられた。後に、頼業の法名にちなんだ「宝寿院」という寺が建立され、後に天龍寺の末寺となった。

社名の「車折」については、ある人が牛車に乗ったまま社前を通った所、突然車が裂けてしまったためとも、後嵯峨天皇の大堰川遊幸の際、社前で突然車が前に進まなくなったので、不思議に思って社の者に問うた所、頼業公を祀ると答えがあったので、還御の後に「車折大明神」の神号と正一位の神階を贈ったためともいう。
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文化財 [編集]
頼業の筆によると伝えられる「三略」が重要美術品に認定されている。

画家・富岡鉄斎が一時当社の宮司を務めていた関係から、鉄斎の作品が多数伝わっており、「車軒文庫」として管理されている。また、社名標や本殿の扁額は鉄斎の筆によるものである。

境内社
境内社に天宇受売命を祀る芸能神社(げいのうじんじゃ)があり、芸能・芸術の分野で活動する人々より強い崇敬を受けている。

祭事 [編集]
例祭は5月14日で、その延長神事として5月第3日曜日に「三船祭」が行われる。昭和天皇即位を記念して1928年(昭和3年)より催行されているもので、嵐山の大堰川にて平安時代の船遊びが再現される。

交通 [編集]
京福電鉄嵐山本線(嵐電)「車折神社駅」下車すぐ南側
JR西日本嵯峨野線(山陰本線)「嵯峨嵐山駅」下車 徒歩約10分
阪急電鉄嵐山線「嵐山駅」下車 徒歩約15分
京都市バス・京都バス「車折神社前」下車 徒歩約3分

時代劇ロケ
車折神社は、東映や松竹の撮影所が近くにあることから、映画やドラマのロケによく使用されている。以下は、車折神社で撮影を行った主な時代劇のタイトル。

吉宗評判記 暴れん坊将軍
松平右近事件帳
長七郎江戸日記
名奉行 遠山の金さん
半七捕物帳
忠臣蔵
はんなり菊太郎
水戸黄門
徳川風雲録
密命 寒月霞斬り

2009年03月01日

サイボーグクロちゃん

雑種の黒猫「クロ」は生意気な暴れん坊だが、飼い主の老夫婦への恩返しを忘れない、忠義な猫でもあった。しかし悪の科学者ドクター剛がクロを使って世界征服をしようとたくらみ、勝手にサイボーグにしてしまう。それから次々と一癖も二癖もあるキャラクターがでてきて、クロをトラブルに巻き込んだり、逆に巻き込まれたりしていく。そんな毎日をうんざりしたり楽しんだりしながら、サイボーグクロちゃんは今日も暴れ回る…。

ガトリングガン
クロやミーくんがいつも使っている武器。弾は6000発装弾可能。空き缶大。原作初期には四砲身の物も使っていたが、後に五砲身に統一される。発展型としてホワイトウッズの戦いで使った「ダブルガトリング」や、デビル復活で使った「バルカン砲」、手回し式の「スーパーガトリング」などがある。
なんでも斬れる剣
ミーくんと初対決で初登場した近接用の武器。剛の作ったネコ型サイボーグは必ず所持している。それぞれ形が(アニメでは色も)違う。ゲームでは「きょだいけん」になっている。「なんでも斬れる」という名前の通り、何でも切れそうな切れ味であるが、実際には斬れないものも多かった。デビルはパワーアップした「レーザーソード」や「デビルソード」を持っている。
ミサイル
クロなどのしっぽ・腹・脚などに格納されたミサイル。コタローのクロちゃんスーツにも似たような物が装備されている。装弾数3発。終盤ではあまり使われなくなった。
悪魔のチップ
ミーくんに内蔵された、いろんなものと合体するためのチップ。オーサム初登場の時には性能が落ちていたらしい。クロとの合体のときによく使う他、その用途は様々。これによってミーくんは背中から多数のアームを出すことが出来る。
バトルボーグ
元々はトミーの作ったオリジナル玩具だったが、後に原作へ一度だけ逆輸入された。(鈴木やダンクから「トミーの宣伝か?」と疑われている)平たく言えば『腕のついた戦車』である。原作版は二足歩行であり、むしろロボットの方向性が強いが、元々の玩具は戦車型で、左右の腕が武器と化している。また、原作は片方がアームでもう片方に武器を装備できる。
アニメと原作に登場したのはクロとミーのみだったが、玩具版にはマタタビ版も存在する(マタタビ版は腕がチェーンソになっている)

鈴木ジム2
ロミオとの鬼ごっこにおいて一度だけ使用された。武器は、召し遣ってから爆発する対召し使い用爆弾、鼻がもげるまで鼻を回すノーズハリケーン、さらにアニメでは、野球ボールをひたすら投げる荒らしの千本ノックも追加されている。
桜町
サイボーグクロちゃんの舞台となる町。原作では北海道にあるが、アニメでは違うようだ。中心街には大王デパートやナカトミ銀行などの高層ビルもあり、結構発展した都会である。複線の鉄道も通っているが、ディーゼル機関車が走っているので非電化のようだ。またゲームでは地下鉄が複数確認されている。郊外に行くと住宅が広がっていて、フジ井家や鈴木の勤める桜小学校などがある。桜町内かどうか分からないが、近くには剛たちの住むゴミの島がある。
フジ井家
ジーサンバーサンが住む木造庭付き一階建ての家。クロは大抵ここの縁側で昼寝をしている。庭にはジーサンが育てていると思われる盆栽がいくつかある。マタタビは家を建て直したときにいろんな場所にこっそりと仕掛けを施しているらしい。マタタビ登場時に壊されて以来、幾度となく倒壊(破壊)されるようになり、そのたびにマタタビが立て直すようになる。
桜小学校
鈴木の勤めている小学校。校舎が何度も破壊されたり、鈴木の担当クラスの生徒全員がゲーセンで補導されたり、遠足で遭難したりとトラブルが多い。
ゴミの島
剛たちの住んでいる島。いろいろなスクラップが捨ててあり、中にはデビルの封印されたファンシーケースや、ゾンビウィルスが入った試験管などの危険なものまで混じりこんでいる。
ナナちゃんの電車
クロが見つけた廃車になった電車。原作とアニメ前半では2ドアの中間車だが、アニメ後半では国鉄205系電車のようになっている。中はロングシートで、冷房装置もついているようだ。電車だが、電力供給無しに道路上を走り、レール無しに曲がることが出来る。地下鉄駅に突っ込んだことがあり、これを見て「やっぱり地下鉄って階段から入れるんだ」と勘違いした子供もいたらしい。
二連キャノン
異世界に飛ばされた時に剛がガトリング砲の代わりに異世界固有の金属を使って作った武器。高威力だが、非常に軽量である。アニメや玩具では色の違うものが登場していた。
クロちゃんスーツ
コタローがクロにあこがれて自分で作ったスーツ。防弾、絶縁仕上げになっている。クロのお面もあり、これを着ると大きさ以外ではほとんど見分けがつかない。
無限エネルギー装置
コタローの父が発明したスケールの大きい装置。これを上手く使えばクリーンなエネルギーを常に生み出すことができる。だが、悪用すると地球が一つ消し飛ぶと言われている。コタローは「冗談だろ?」と言っていたが、親子の会話から、少なくとも悪用されるとかなり危険ということが垣間見える。装置の核となる「X装置」だけは完成しておらず、コタローの父が帰ったあとは、部品にわけてゴミの島に隠されている。しかし、怪物ゴロー編では怪物化したゴローボディを吸い込むため、コタローが装置を完成させ、クロちゃん最後の装備として登場した。
軍艦島
空母と軍艦によって構成された島。異世界の住人達の住居だったが、後に戦闘によって分解させられてしまう。
民間自衛隊
アニメのみの設定。原作だと中松達は正真正銘の自衛隊だが、アニメでは民間の会社が運営していることになっている。ナレーション曰く「趣味で日本を守っている」らしい。中松いわく「義勇軍」らしいが「何かとメガトンミサイル(原作では核)を撃とうとする」「戦車で散歩する」等、明らかに「趣味」である。
ネオかくれんぼ
ゴローとコサムが編み出した謎の遊び。マタタビ命名。考案直後とその後でルールが違う。
まず一方が「もういいかい?」らしき呼びかけをする。これは前半も後半も共通である。考案直後ではこの後、もう一方は思い思いの方法で自分の姿をアピールする(巨大化、周辺のものを掲げる)。そして呼びかけをした方も同様にアピールし(一度相手に攻撃を浴びせてからの場合もある)、お互いに攻撃を仕掛ける。これを繰り返す。後半では呼びかけはゴローに固定されていた。ゴローが呼びかけをした後、コサムが何らかの周辺物を掲げてアピールする。判断基準は不明であるものの、それによってゴローは何らかの反応を示した(ビルに攻撃を加える、巨大化)。
パンチ ナビスパ キログラム ユーロ 風花 スマート ラビット リュクス リバー ナビピ スタチオ パラダイス 朝の山道 タイム すいば レバー クニカル ハイレ アーマー マレーシア まーこ ビフテキ 生かす マラケ 自然薯 ボック プラチナ ライフプ オマーン ドーハ 道しるべ オーガ うみわに ミーズ あかちゃ トロンボ 逢坂の関 スポッ シティ ミックス ドマーク ジニーメイ スプレッド はっさく フリート フォトン ブレード シアトー タイム ハウス

剛たちによっていくつかのケースの勝敗が判明(バスと冷蔵庫では引き分け)したり、マタタビがその一端を掴んだ(カーネルサンダースの像を見せると巨大化、「通りすがりのコギャル」では一旦縮んだ後巨大化)事もあったが、結局勝敗を決する基準はコサムとゴローしか知らない。むしろ『勝敗を争っている、と言う事以外には一切不明』とも言っていい遊びである。

2009年02月11日

市民の生活を支える施設がほぼ全て揃っている

原作のゲーム化作品であるゆえ、その舞台はある程度原作に準じている。鉄道駅・商店街・ショッピングモールなどといった市民の生活を支える施設がほぼ全て揃っている、ごくありふれた地方都市といった趣の町並みである。兄妹たちが別々の家庭に引き取られて暮らしているという点もまた原作と同じである。しかし、このゲーム版においては兄妹たちは同じ市内に住んでいるという設定であり、それに加え、その殆どが同じ学区内にある「白並木学園」(しろなみきがくえん)と「若草学院」(わかくさがくいん)という小・中・高一貫制の2つの学園のうちのいずれかに通っている。はっきり言ってしまえば、離れ離れでもなんでもないのである。鞠絵のみが遥か県外の療養所で暮らし、千影のみが遠く離れた学校に通っているという設定になっている。
セッサカー リネーム ソテー トラック きょうお チップ ゴブラン サンファ デリバリー プレー スパンキ ラシン カーレース シリコンウ リテーラー フォワ フラン アデニ ジャケット コスミド クロロ いいだこ ニポポ あしべつ ファゴット トニア ソックス スンニ ロジカル ほうゆう むろね ヒッピー バックホ リラックス せれべす かばん ライ麦 ツアー わらぐつ チャクラ カード キミと僕 ハーフマラ ももいろ コータロウ スンダ 恋模様 ターボ カゼイン メルシ

アニメ第1作目の兄 - 海神 航(みなかみ わたる)
一人っ子として育ち、かつ受験一筋の生活をしてきた秀才。高校1年。中学時代に通っていた一流進学塾「ビクトリー塾」ではトップの座を欲しいままにしていたが、受験当日にマークシートの回答をずらして書いたがために志望校の「美駆鳥居高校」(ビクトリーこうこう)に不合格。さらには、屋敷で自分の親代わりを務めていた執事のじいやから海神家を離れるという旨を伝えられた。そこへ突如現れた黒服の男2人から、小・中・高一貫制の学園「星見が丘西学園」(ほしみがおかにしがくえん)への推薦入学が決まっていることを告げられるとそのまま彼らに強制連行された。突如非日常の世界へと巻き込まれた航は、2人の乗船客とともにその学園がある島「プロミスト・アイランド」へと渡ったが、たどり着いた先で自分の妹を名乗る13人の少女たちと出会い、彼女たちとの共同生活を余儀なくさせられることになった。突然自分の前に現れた妹たちとの共同生活に息苦しさを感じていた航は、当初は島から逃げ出すことばかりを考えていたり、戻ってからも妹たちに支えられてばかりで兄としての役割は殆ど果たせていなかった。一流進学塾のトップだっただけあって勉強はできるが、運動が大の苦手。その上、カナヅチである。極度のアガリ症でもあり、さらには妹の可憐を泣かせるなどそのヘタレぶりは枚挙に暇がないが、一年間の様々な出来事の中で成長を遂げ、立派に兄としての役割を果たしていくようになる。星見が丘西学園では可憐・眞美・山田と同じクラス。妹たちとどう接したらいいか分からないためか、彼女たちを「 - ちゃん」づけで呼んでいる。第1話では白ランを着込んでおり、真ん中分けに伊達眼鏡というまさにガリ勉そのものを体現した容姿をしていたが、島のショッピング街で出会った妹の咲耶にコーディネイトされてからは、「他に着るものもないから」という理由でその服装に甘んじている。後に、親友の燦緒からマークシートの答えがずれていたことについては学校側のミスだったと伝えられるが、真相は不明である。
住んでいる場所
東京出身。進学塾もあり自動車も走っている普通の町並み・世界観の中で暮らしていたが、そこからプロミスト・アイランドという非日常の世界へと連れて行かれる。そこはリゾート開発とテーマパーク開発が進められていた島で、一つの町として機能してはいるが、現代日本の世俗からは完全に隔絶している。自動車など一台も走っていない。遊覧設備として敷設された汽車が島での主な移動手段。携帯電話やノートパソコンといった電子機器もあまり普及していないようで、鈴凛お手製のものを皆が使用している。テレビやガス器具等は存在している。兄妹たちの共同生活がメインテーマのこの作品では鞠絵の療養所等の設定はなく、全員がともに暮らす。
アニメ第2作目の兄
ここで言うアニメ第2作目の兄とは、『リピュア』ストーリーズパートの方に登場する兄のことである。前作の主人公・海神航とは外観を除き全く異なる存在。詳細はシスター・プリンセス RePure#登場人物を参照。なお、同じ『リピュア』内のアニメでもキャラクターズパートの方は原作をそのままアニメ化したものなので、キャラクターズパート各話に登場する兄については上記の「原作版の兄」を参照されたい。
住んでいる場所
舞台は海沿いに面した港町。町の中心地は全面板張り・レンガ張りで、自動車は一台も走っておらず、公共交通機関も路面電車だけ。のんびりとしたイタリアあたりの様相で現代日本らしさを全く感じない町並みだが、一応「翼多市(つばたし)」という名がついている。同じ市内でありながら兄妹たちが別々に暮らしているという設定はゲーム版に近い。兄妹たちの通う学園もゲーム版と同様、白並木学園・若草学院という名前がついている。前作のアニメとは関連性のない話のはずだが、前作で登場したサブキャラクターたちがなぜかこの町の店でアルバイトしていたりもする。

サブキャラクター
原作・ゲーム版・アニメ版共通
ミカエル
鞠絵が飼う大型犬(ゴールデン・レトリーバー)。飼い主の感情を察した行動が取ることができ、様々な場で活躍する名犬。
メカ鈴凛(めかりんりん)
声 - 神崎ちろ(鈴凛と同じ)
鈴凛そっくりに作られた人型ロボットで、鈴凛が生み出した発明品の中でも最高傑作を誇る。鈴凛以外の人間が触れると、顔を赤くしてショートすることも。留学の夢が叶い日本を離れて暮らすことになっても、兄には自分のことをずっと忘れないでいてほしいという想いから懸命に作った。アニメ版ではこの他に、プロトロボと呼ばれる巨大なメカ鈴凛も登場する。鈴凛のことを「マスター」と呼んでおり、兄のことを「アニキ様」と様づけで呼んでいる。ゲーム第2作目では登場しなかったが、同作品の補完版的位置付けの作品『Sister Princess 2 プレミアムファンディスク』において再登場した。
ジジ
鈴凛の祖父(故人)で、街では有名な発明家だった。鈴凛のことは「リン」と呼んでいた。自分の研究所を持ち、鈴凛がよく遊びに来ていた。
じいや
ゲーム版の声 - 加藤優子、リピュア版の声 - 笹島かほる
亞里亞御付きのメイドで、教育係も兼任するが、時には亞里亞から口煩く思われているようである。本名不明。20代のうら若き女性であるが、亞里亞からはなぜか「じいや」と呼ばれる。亞里亞が屋敷で働く者はすべて「じいや」であると思い込んでいるからである。兄のことをゲーム第1作目では「兄上様」と呼んでいるが、ゲーム第2作目やその他のメディアでは亞里亞からの影響か「兄やさま」と呼んでいる。

ゲーム版オリジナル
竜崎(りゅうざき)
声 - 菊地祥子
白並木学園チアリーディング部の部長を務める女生徒で、花穂の先輩。高等部の生徒であると思われるが、詳細は不明。チアに関しては非常に厳格だが情には弱く、困っている人は見捨てられないタイプ。兄のことは「お兄さん」と呼んでおり、兄からは「竜崎さん」と呼ばれている。『Sister Princess 2』には登場しなかったが、『Sister Princess 2 プレミアムファンディスク』では再び登場した。
ココちゃん
雛子が大切にしている人形。『Sister Princess 2』では兄と雛子がココちゃんの洋服の材料を買いに行くイベントも存在する。
看護婦(かんごふ)
鞠絵が暮らす診療所に勤める看護婦。ミカエルほどではないが、鞠絵の登場する場面では結構な頻度で登場する。
千影の父(ちかげのちち)
声 - 滝晃一
ゲーム第1作目に登場する人物で、魔界に君臨する王。このことから、同作品では千影は本当に魔界の住人ということになっている。兄は「不合格」になったものの、千影が説得して認めてもらった。
村沢 たか美(むらさわ たかみ)
兄と同じクラスの男子生徒で、ゲーム第1作目に登場した「悪い虫A」。兄のために白雪が精魂込めて作った弁当を勝手に食べてしまう。他にも可憐(もしくは咲耶)が教室に来たことを知らせたり、兄が衛と一緒にいる時に兄のテストが赤点だったことを知らせに来たりと、細かいところでも登場しているようである。名前は一般公募で決められたものである。
山本 五衡(読み不明)
佑規とコンビを組んで咲耶に告白した男子生徒で、ゲーム第1作目に登場した「悪い虫B」。上記のたか美と同じく、名前が一般公募で決められたキャラクターの1人である。
石川 佑規(いしかわ ゆうき)
五衡とコンビを組んで咲耶に告白した男子生徒で、ゲーム第1作目に登場した「悪い虫C」。上記のたか美や五衡と同じく、名前が一般公募で決められたキャラクターの1人である。
佐々木さん(ささきさん)
兄と同じクラスの女子生徒で、ゲーム第1作目に登場。シスコンで有名な主人公に好奇心を持つ。
クマポン
声 - 鈴凛と同じ
『Sister Princess 2』に登場する、鈴凛の作ったロボ。兄が大好き。音声は鈴凛が入力しているものと思われる。
柿ノ本さん(かきのもとさん)
声 - 野川さくら
『Sister Princess 2』に登場する少女。なにかと春歌を目の敵にし、お稽古事対決で挑んでくる。
じいやの妹(じいやのいもうと)
『Sister Princess 2』に登場するじいやの双子の妹。見た目は姉と瓜二つだが、性格は姉より少し厳しい。主人公からは「妹さん」と呼ばれている。

アニメ版オリジナル
海神 航(みなかみ わたる)
声 - 野島健児(幼少期 - 豊島奈緒)(日)、ブレーデン・ハント(英)
アニメ第1作目における兄であり、主人公。詳細は前項参照。
山田 太郎(やまだ たろう)
声 - 山口勝平
一人称は"ボキ"。プロミスト・アイランド行きの船で航が同席した乗船客の1人で、会うなり航の親友を自称するお調子者。島にある学園・星見が丘西学園で航と同級生になる。航の妹たちに一目惚れしてからは、呼ばれもしないのに事あるごとに航たちの屋敷に押しかけ、熱烈なアプローチを掛ける。しかし、妹たちからは単に使いっ走り程度にしか思われていない。島のケーブルテレビで放送中のロボットアニメ『機甲戦記ガルバン』に夢中になっており、以後はそのパチモンである『機甲戦線ガソバル』のグッズ収集にも夢中になっている様子。アニメ第2作目『リピュア』の第9話でもおもちゃ屋の店員役でゲスト出演しているが、眞深のように担当声優まで同じではなく、また、役名も与えられていない。非常に見つけにくいが、四葉がおもちゃの家のようなものから飛び出した直後に0.3秒ほど顔が出る(オンエア版では歩いているのみだが、VHS版・DVD版では驚く動作が追加された)。
眞深(まみ) = 山神眞深美(やまがみ まみみ)
声 - 氷上恭子
航や山田らと共にプロミスト・アイランドに渡った乗船客の1人。兄・燦緒からの指示で航の素行調査をしていたが、成り行きで「13人目の妹」として航たちと共に暮らすことになった。また、島内唯一の学園・星見が丘西学園でも航や可憐と同じクラスになった。このことについて、彼女が可憐のように飛び級をしているという旨の説明が作中ではされていなかったことから、妹たちの中では最年長で航とは同い年であると思われる。優柔不断な航を叱り飛ばし、一家を支えるしっかり者。航のことを"あんちゃん"と呼んでいる。最初は任務を早く終わらせて東京に帰りたいと考えていたが、航や他の妹たちと共に島での生活を経て、次第にその気持ちは揺らいでいく。終盤では燦緒と共に一度東京へ帰ったが、最終話では髪形を変え、本名である「眞深美」を名乗って航たちのクラスへ転入してきた。レトルトカレーが大好き。山田と同じく、アニメ第2作目『リピュア』の第9話でもベーカリーショップの店員役でゲスト出演している。この作品内ではアニメ第1作目を意識してか「あの人」という名でクレジットされており、山田と違って一応の役名が与えられている。
山神 燦緒(やまがみ あきお)
声 - 置鮎龍太郎
航が中学三年の三学期のときに航の通っていた中学校に転入してきた航の親友で、自身も航と同じ進学塾であるビクトリー塾に通っていた。航が毎週、冒頭や末尾で「燦緒へ…」と語っている「燦緒」というのはこの人物のことである。共に目指していた名門高校・美駆鳥居高校に航だけが不合格となってプロミスト・アイランドに送られたことを不服に思い、妹の眞深を使って彼が東京に戻りたくなるよう裏工作をさせていた。また、自身も「あいこ」という偽名を使って、航とメールのやりとりをしていたが結果は失敗。終盤では彼自身もプロミスト・アイランドへ赴くが、結局航を呼び戻すことはできなかった。そして最終話では心を入れ替え、「本当にかっこいいことの真実」を探すべく航たちの所属する星見が丘西学園へ転入した。
皆井(みない)
声 - 伊崎寿克
中学時代、航と同じ進学塾であるビクトリー塾でナンバー2(トップは航)だった受講生。白ラン・真ん中分け・伊達眼鏡と第1話の航とほぼ同じ格好をしているが、航に比べて目つきや姿勢が悪く、冷たい性格をしている。航は不合格になったが、彼は燦緒と共に東京の名門高校である美駆鳥居高校へと進学した。
じいや
声 - 土屋利秀(現・土屋トシヒデ)
海神家に仕えていた執事。航の中学卒業を機に海神家から去ったものと思われていたが、プロミスト・アイランドでも島の住民になりすまし、陰に日向にと航のことを見守る。アニメ第1作目のみに登場するオリジナルキャラクターで、前述のじいやとは似ても似つかない存在。神出鬼没にどこにでも現れ、様々な変装姿を見せる。
女の子
声 - 野川さくら
航の意識下や曖昧な記憶の中で時々登場する小さな女の子。なんでも航が幼い時にある約束を交わした相手であるらしいが、詳細は不明。黄色のワンピースと帽子を身に着けている。
マック大和(マックやまと)
声 - 宇宙人(現・小林和矢)
作中作アニメ『機甲戦記ガルバン』に登場する熱血系主人公。その割りによく愚痴をこぼす。名前である「大和」の部分を「やまわ」と読み間違えられるのが悩み。
ミッチィ
『機甲戦記ガルバン』のヒロイン。大和の発言に対してのツッコミ役を主に担当する。
ガルバン
「機甲戦記ガルバン」に登場するロボット。操縦者は前述のマック大和。ガルバンという作品は航も小さい頃によく観ていた番組で、プラモデルも作っていたという。
ボブ・スタンバックス
声 - 菊地仁
泳げない山田が通信販売で購入した水泳レッスンビデオの中で登場するコーチ。金髪・色黒のナイスガイ。本編を見るあたり、レッスン1の内容は水に顔を付け、上げるの繰り返しだそうだ。

声 - 三浦祥朗
アニメ第2作目『リピュア』における兄。詳細は前項参照。

キャラクターコレクション・オリジナル
ゆかりちゃん
(可憐のキャラクターコレクションより)
可憐と同じピアノ教室に通う。ピアノ教室では一番の仲良し。
綾小路君
(可憐のキャラクターコレクションより)
可憐と同じピアノ教室に通っている男の子。3歳の時からピアノを始めていて、今やラフマニノフも弾けるのだとか。可憐に想いを寄せているが、その想いを彼女に告白した際に触れてはいけない部分に触れて平手打ちを食らった不幸な少年。
さやかちゃん
(可憐のキャラクターコレクションより)
可憐のクラスメイト。高校生の兄がいるが、可憐が兄を思っているのとは対照的に彼女は兄のことは全然好きではない。B組の蓮見くんが好き。なお、『Sincerely Yours』の春歌の回にも同名の人物が春歌の友人として登場するが、全くの別人である。
カズくん
(白雪のキャラクターコレクションより)
白雪のことが好きな保育園の男の子。
小森さん
(鈴凛のキャラクターコレクションより)
鈴凛のクラスメイト。鈴凛のクラスの中では一番大人しい。

本誌連載
大別して第1期から第4期までに分けられる。途中、単行本として発売された『キャラクターコレクション』全12巻は書き下ろし作であり、厳密には本誌連載ではないが、発売時期から第2期に含めて呼ばれることが多い。

第1期(1999年3月号 - 2000年2月号)
電撃G'sマガジン1999年3月号で連載開始。前号までに予告などは全く掲載されず、非常に突発的なスタートであった。この時点で登場した妹は可憐・花穂・衛・咲耶・雛子・鞠絵・白雪・鈴凛・千影の9人。特に白雪は髪型が違っていたり二人称が「あに兄」であるなど設定がかなり異なるが、4月号からは現在の二人称と髪型に修正された。

当初は隔月連載の予定でスタートしたが、余りにも読者の反響が大きかったため、急遽毎月連載に変更されて読者参加ゲームが展開された(SDキャラクター担当作画・霧賀ユキ)。その内容は、相手となる妹を1人選んでメール交換やお泊まり・料理・テニスなどをするというものであった。

この時点では、妹にはそれぞれ兄がいる「一対一の関係」が前提とされており、妹同士の横の繋がりは家族関係でなく交友関係と見られていた。妹たちの共通項は、どの妹も家庭の事情で兄とは離れて暮らしており、「お兄ちゃんの日」に限り兄と会えるという設定である。

第2期(2000年3月号 - 2001年4月号)
電撃G'sマガジン連載の読者参加企画としては過去最高の人気に支えられて、2000年3月号より画 - 天広直人・文 - 公野櫻子のイラストストーリーが連載開始されると共に、それぞれドイツ・イギリス・フランスからやって来た新しい妹である春歌・四葉・亞里亞の3人が、従来までの9人に追加される形で登場した。また、それとともに同作品のゲーム化が決定したが、発表されたゲームの内容が「兄1人(プレイヤー)に対して妹12人」というおおよそ常識とかけ離れた内容だったため、各方面で物議を醸すことになった。この章は、後に単行本『オリジナルストーリーズ』として刊行された。

一方、本誌連載のイラストストーリーと並行して、全12巻の書き下ろし単行本『キャラクターコレクション』と事実上の第1期総集編である『オフィシャルキャラクターズブック』が刊行された。キャラクターコレクションでは、1巻冒頭から可憐が同級生の綾小路君に兄とは結婚出来ないことを指摘されて半泣きで平手打ちを食らわせるなど、めくるめく衝撃的な展開が読者を捉えて放さなかった。なお、第8巻『鈴凛』に「2人兄妹」であることを明示( = 「兄1人に対して妹12人」を否定)する記述が見られることは、このシリーズがゲームの製作と並行して執筆されたことと合わせて考えると非常に興味深い。

第3期(2001年5月号 - 2002年4月号)
2001年3月8日のゲーム第1作目の発売と4月4日のアニメ第1作目の放送開始に前後して、同年5月号よりイラストストーリーの新章が開始された。ゲーム版のストーリーの延長線上で描かれたこの新章には、原作では初となる「兄1人に対して妹12人」の設定が持ち込まれた。また、妹同士が互いを呼び合う時は全て「 - ちゃん」付けであることが明らかになった。この章は、後に単行本『ポケットストーリーズ』全4巻として刊行された。

しかし、アニメの方は製作段階から迷走。放送開始直前に『電撃Animation Magazine』が休刊に見舞われる不吉なスタートを切った上、ストーリーの強引さや作画レベルの不安定さなどに視聴者からの批判が続出。監督が途中で交代するなどドタバタぶりが目立ち、さらには第12話で航がウニを踏んづけて溺れる場面から「ウニメ」なる蔑称を命名されるという始末であった[要出典]。終盤は意外と綺麗にまとめられていたとはいえ、商業的には期待されたほどの成果を挙げられなかったようである。

第4期(2002年5月号 - 2003年8月号)
アニメ化が多くの課題を残す結果となった反省からか、2002年4月号からのイラストストーリーの新章は再び一対一の関係へ戻り、「お兄ちゃんへの手紙」をテーマに連載を開始。この章は、後に単行本『Sincerely Yours』として刊行された。

前年のアニメ化に否定的な評価を下すファンからは、原作のストーリーをアニメ化するよう求める声が多かったことを受けて、2002年夏に再度のアニメ化が決定。その一方で、翌年春にゲーム第2作目が発売されるという事情も重なったため、折衷案的にAパートにてゲーム版のテーマ「兄1人に対して妹12人」を持ち込んだ作品を放送し、Bパートにて原作書き下ろし単行本『キャラクターコレクション』内のエピソードをアニメ化した作品を放送するという手法が採られた。こうして同年10月から始まったアニメ『シスター・プリンセス 〜リピュア〜』は好評の内に放送を終了。2003年3月にはゲーム第2作目『Sister Princess 2』が発売され、本誌の連載は2003年8月号を以て終了した。

2009年01月24日

コア・ファイターII(Fb)

ルント シャイ インタン トラム バプ 冬の枝 ハニー はしかみ スタッ ロルプロ トザウルス マリオ ロール ライカ カースト 花月 フェンシ モリブデン マジック おんかま シッキ サンドバ ニング ワラント サウスポー ミール きんしゃ ブランチ プロジ タッグ れんおん シルク チャカレ ヒュンダ くわのじつ ストラ 空を見 シャー リチャ 黄砂 オープン オリンズ ジブチ わどまり あずきいろ パリティ ビーフン コクト ひしがた バカラ

コア・ファイターII(Fb)
機体諸元 コア・ファイターIIFb
型式番号 FF-X II-Fb (FF-X7II-Fb)
所属 地球連邦軍
全長 15.6m
翼巾 14.3m
全備重量 22.6t
スラスター総推力 180,000kg
武装 ビームガン×2
主な搭乗者 コウ・ウラキ
胴体部に内蔵するコア・ファイターIIは宇宙戦仕様(型式番号:FF-XII-FbあるいはFF-X7II-Fb)に換装された。宇宙戦には不要な翼を廃し代わりにユニバーサル・ブースト・ポッドが設けられた。これによりコア・ファイターの機動性も向上している。重力下仕様では熱核ハイブリッドエンジンを搭載していたが、これを熱核ロケットエンジンへと換装された。それに伴い本体部のエアインテークは片側2基の姿勢制御用スラスターに変更された。また、ジェネレーター出力を1,790kWから2,045kWへとアップしたことによりビームサーベルを兼ねるビームガンは実用に耐えうるものとなった。

各部解説
コア・ファイターの換装により2基のブースター・ポッドはMS時には背部に位置する。当初このポッドは固定される予定だったが、AMBACの作動肢としても利用することとなり、機体の高い運動性能に大きく寄与している。また、重力下仕様ではコア・ファイターのエンジンブロック部にはカバーが設けられていたが、脱出時の障害となる可能性があったため、これを廃している。それに伴い各部の強化が施されている。また、胸部のエアインテークも姿勢制御スラスターに変更されている。普段はカバーで覆われているが、使用時に展開してスラスターが露出し噴射を行う。

肩部アーマーは片側5基の姿勢制御スラスターが設置されたショルダー・バーニア・ポッドに換装されている。このうち先端部の3基は胸部と同様に使用時のみ展開する。また、関節部には耐弾性の向上のため可動アーマーが追加されている。

腰部のフロント、サイドアーマーは重力下仕様に比べ大型化されている。

脚部は機体の損傷が激しかったため、ほぼ全面的に改修が施されている。脛部は推進剤タンクのスペースが設けられ、機体の稼動時間の延長に貢献している。足部には4基のスラスターが設けられたユニットを靴を履くような形で装着する。

武装
武装は基本的に重力下仕様と同様だが、ビームライフル(型式番号:BAUVA・XBR-M-82A)は若干の出力向上が施されている。また、ロングレンジの大型ビームライフル(型式番号:Blash・XBR-L-83d)の試射も行われている。ただし、こちらは専用の装備ではなく照準が非常に不安定だったため、実戦での使用は通常のビームライフルが諸事情により使えなかった1回のみ。また、この時は照準精度を少しでも上げるために、アルビオンの主砲からスタビライザーを移していた。

劇中での活躍
大破したガンダム試作1号機の改装機として登場。初出撃でヴァル・ヴァロを撃破し、以後もアルビオンの主戦力として多数のMSを撃墜する。コンペイトウの観艦式を襲撃し帰投する途上のガンダム試作2号機と交戦、激しい白兵戦の末、相打ちとなり爆砕、機体は失われた。

CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』ではロングレンジの大型ビームライフルを装備した。

また、『機動武闘伝Gガンダム』終盤において「ガンダム連合」として集結したガンダム達の中に、この機体も一瞬だけ登場している。


デザインは試作1号機と同じく河森正治が行っている。RX-78-2ガンダムに近いカラーリングの重力下仕様に対し、青い肩、コクピット周辺の配色、膨らんだスネ部など、Ζガンダムに近いデザインとなっている。

ガンダム試作2号機(サイサリス)
ガンダム試作2号機(ガンダムしさく2ごうき、GUNDAM GP02)。コードネームはガンダムサイサリス (GUNDAM PHYSALIS) という(型式番号:RX-78GP02A)。

コードネームの「サイサリス」は、ナス科の植物ホオズキから付けられている。花言葉は「偽り」など。ただし、実際にはホオズキの属名Physalisはピサリス、フィサリス、ファイサリスなどと読まれ、サイサリスとは読まれない。

機体諸元 ガンダム試作2号機(サイサリス)
型式番号 RX-78GP02A
所属 地球連邦軍→デラーズ・フリート
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態 試作機
全高 18.5m
本体重量 54.5t
全備重量 83.0t
ジェネレーター出力 1,860kw
スラスター総推力 155,200kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
武装 60mmバルカン砲×2
ビームサーベル×2
アトミックバズーカ
ラジエーターシールド
ビームバズーカ(本編未使用)
多連装ロケットシステム(本編未使用)
主な搭乗者 アナベル・ガトー

機体解説
本機は最強の攻撃力を持つMSとして、戦術核を装備することを念頭において造られた。当初はMSの機動力を生かすことで敵陣営の中枢を強襲する機体として計画され、徹甲弾、炸裂弾、ビーム攪乱膜散布弾、プラズマリーダー射出用多弾頭弾などをバズーカにて発射する予定だった。しかし、戦術核弾頭を用いることで壊滅的なダメージを与えるという核装備型MS計画へとコンセプトが変更となった。核兵器の使用は、南極条約をもって禁止されていたが、その後もジオン公国軍は核兵器を使用した実績があったため、今後も用いられることを想定してその対策として計画が進められた。

開発はフォン・ブラウン市にあるアナハイム社のリバモア工場において同社の第二研究事業部が担当して進められた。この部署は旧ジオニック系技術者が多く開発に携わっており、ドムの設計思想が反映されているとも言われる。試作2号機が、いかにもガンダムらしくないフォルムと概念を持つのもこのためである。なお、同事業部は後に試作2号機の開発データを元に、第2世代MSの奔りのリック・ディアスを開発、機体シルエットやバインダーにその面影を見ることができる。

最初期のトライアル機・Phase1では腕部や腰部、脚部にドムの影響が色濃く残っている。脚部には熱核ジェットエンジンを内蔵しホバー走行が可能だった。また、この時点ではコクピットハッチは通常の形状のものが装着されている。Phase2ではより連邦製モビルスーツよりの外装へと変更され、耐核装備が施されたPhase3を経て宇宙世紀0083年9月18日ロールアウトした。その後、地上でのテストのためオーストラリアのトリントン基地へと運ばれた。

コンセプトの変更に伴い、ミノフスキー粒子の存在によって核弾頭を確実には誘導できないため本機体自身も爆心地に近づくことを余儀なくされた。その対策に、例えば、冷却装置を内蔵した専用大型シールド、高温時に揮発して機体を保護する特殊塗料など、耐熱や耐衝撃の処理を施した装甲や構造が組み込まれている。

このように、核弾頭の運用に特化した仕様となっているが、同時に核装備以外の重武装プランも計画されていた。

各部解説
頭部はガンダム試作1号機と同じくツイン・アイを採用しているが、メインカメラやエアインテークに核使用時の熱・衝撃波に耐えうるような対策が施されており、また旧ジオニック系の技術者が多く関わっていた事から通常のガンダムタイプの頭部とは異なる意匠を持つ。RX-78系にみられる「ヘ」の字型インテークスリットを持たない、いわゆるΖ系のフェイスデザインを初めて採用したものといえる。

核使用時の熱・衝撃波・放射線からパイロットを守るため、コクピットは通常のモビルスーツと比較して強固に設計されている。コクピットモジュールは外圧に強い球体状となっており、コクピットハッチは何層も及ぶ装甲材と緩衝材によって構成され、放射線の透過を防ぐ。メインコンピューターを含む電装系は電磁パルスと放射線から防護するためモジュール内に設置される。

強襲用として高い機動力を要求されたが、バックパックには核弾頭を収納するスペースを設けたため、スラスターユニットを背部に併設することができなかった。そこで通常背部に設けられるスラスターは肩部のフレキシブル・スラスター・バインダーと呼ばれるユニットに設けられることとなった。ジェネレーターを内蔵し片側3基計6基のバーニアを展開することで、耐核装備のため重量が増した本機でも高い加速力を得ることが可能となっている。また、重力下ではこれによりホバー走行を行うことが可能である。このバインダーは独立して可動することでAMBAC作動肢としても機能し、180°の姿勢変換を1.1秒で行うことが可能である。

脚部はシールドでは十分保護できないため、耐核用の対策が施され、冷却装置も有するため巨大なものとなっている。

武装
事実上本機の武装はバルカンとビームサーベルのみであり、敵機の攻撃を交わしつつ目標地点まで到達するためには高いパイロットの技能が要求される。ただし、ガンダム試作1号機と同じAEボウワ社製ビームライフルを携行可能とする説もある。これは、本機強奪時に携行火器がモビルスーツデッキに存在しなかったため、使用の機会を失ったとするものである。

60mmバルカン砲
頭部に2門装備する。ダメージは低く自衛程度にしか使えない。後述のアトミックバズーカを除けば、本編中で使用された本機唯一の射撃武装。
ビームサーベル
型式番号:A.E.blashAEXB-909L
腰部に2基装備しており、刀身の色は緑。通常のMSに装備されている物よりも出力が高くなっている。マニュアルで出力を調節することが可能である。
アトミックバズーカ
型式番号:AE/ZIM.G-BAZ-0186-A
使用時にはMk-82型核弾頭を機体背部から右肩に設けられた基部へと給弾し、続いてシールドに収納されているバレル部をドッキングさせて用いる。射撃時にはモビルスーツ本体を上回るほどの長さの砲身となり、左側部の照準器によって目標を捕らえる。弾頭はバズーカによって射出されるが、次いで核弾頭に設けられたブースターによって更に加速して目標へと到達する。
Mk-82核弾頭は戦術核と分類されているが、広大な宇宙空間での使用を前提としているため、実際にはかつての戦略核に匹敵するほどの威力を有する。漫画版ではデラーズフリートが戦術核をジオンの技術で改造し、戦略核級の威力を持たせたものとしている。
ラジエーターシールド
型式番号:NR-Sh-02-RX/S-00013
本来の運用とは異なり核使用に特化している。自ら発射した核弾頭による強烈な熱・衝撃波を遮るため、腕部で保持が可能な最大限の大きさとなっている。更に内蔵された液体窒素を用いた装置により機体を冷却する。シールド裏面にはアトミックバズーカのバレルを収納する。そのため、シールドを損傷させることはバズーカの砲身を損傷させ、冷却機構にも異常をきたすことになるため、核攻撃が不可能になる。試作1号機との初戦でシールドを攻撃されたために撤退したのはこのためである。
ビームバズーカ
型式不明。PS2ゲーム『第2次スーパーロボット大戦α』『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』、PSPゲーム『ガンダムバトルクロニクル』『ガンダムバトルユニバース』などでの携行火器。当初はゲームオリジナルの武装だったが、後に『ハーモニー・オブ・ガンダム』にて公式化された。
デラーズ・フリートにおいて、アトミックバズーカ使用後の再利用案として検討されていた。右肩の基部に、シールドに収納されているバレル部をドッキングさせて用いる構造はアトミックバズーカと同じ。出力、ダメージともにリック・ドムのビームバズーカと同等。アーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』では、チャージする事により複数の敵MSにまとめて大ダメージを与えられる強力なビームを撃てるようになっている。
アクションフィギュア『GUNDAM FIX FIGURATION』では、キット化の際にスキウレの砲身を流用したという設定で新規デザインされ、以後はその設定が定着している。
多連装ロケットシステム(参考:MLRS)
『ハーモニー・オブ・ガンダム』でバリエーション化された武装。トリントン基地でのテストに間に合わなかった装備で、拠点攻略及び中距離支援を目的に用意された実体弾兵器。機体背部に6発分のランチャーを装備する。単発の発射によって時間差や個別攻撃も可能だが、一斉発射によって広範囲の敵を攻撃する事も可能。
ゲーム『スーパーロボット大戦EX』では、「みだりに核を使うべきではない」というガトーの意向によりアトミックバズーカがオミットされたため、代わりにプラズマ・リーダーを装備した機体が登場する。また、同シリーズではビーム・ライフルを装備している事がある。

劇中での活躍
ガンダム試作2号機は実験のためにトリントン基地に搬入され、Mk-82弾頭(核弾頭)の装填が完了した所をアナベル・ガトーに奪われてしまう。後に、デラーズ・フリートの「星の屑作戦」の一環として観艦式襲撃に用いられ、アトミックバズーカの一撃により連邦軍艦隊に甚大な被害を与えた。星の屑作戦から帰投する途上でガンダム試作1号機と遭遇、激しい白兵戦の末、相打ちとなり爆砕、機体は失われた。

デザインはガンダム試作1号機、フルバーニアンと同じく河森正治が行っている。

2009年01月17日

クレヨン王国(クレヨンおうこく)

クレヨン王国(クレヨンおうこく)は著者:福永令三、挿絵:三木由記子による児童文学作品シリーズ。

色彩鮮やかな自然の色を大切にした描写が美しいファンタジー作品。クレヨン王国とは作品の舞台となる王国の名前であり、ゴールデン王、シルバー王妃を中心として、クレヨンの12色の大臣が12の月をそれぞれの色で治めている。総理大臣はカメレオン。その他、代表的なキャラクターに、ブタのストンストン、オンドリのアラエッサ、花ウサギのロペ、サード王子など。

シリーズ第1作目は『クレヨン王国の十二か月』のタイトルで講談社よりハードカバーで出版された。1980年に講談社「青い鳥文庫」になり、この文庫で続編が次々に出版された。シリーズ累計500万部以上のベストセラーとなる。

この作品を元に、1997年9月7日から1999年1月31日までテレビ朝日系列朝8時30分枠において『夢のクレヨン王国』のタイトルでアニメ化された。また、NHK教育テレビジョン「てれび絵本」でも当作品を原作とした朗読(出演・水沢アキ)が放送された。

2006年9月に、講談社文庫より「クレヨン王国の十二ヶ月」を発行。初版時に100ページ以上削られていた未収録部分を入れた新装版。

また太平洋戦争をモデルとしたと思われる戦争の描写もあり、一部には露営の歌等の軍歌も登場する。

登場人物
多くの人物が登場するため、主な人物のみ記す。

ゴールデン国王
クレヨン王国の国王。金の髪に金の目、金の爪を持つ、心優しい人物。『十二か月』では、王妃の悪いクセに耐えかねて逃げ出した。
シルバー王妃
クレヨン王国の王妃。本名はシルバー=マーガレット=ミカエル。長い銀の髪を持つ美女。数多くの悪いクセを持つが、国民からの人気は高い。
カメレオン総理
クレヨン王国の総理大臣。長年に渡って総理を勤めている有能な人物。
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

作品タイトル

クレヨン王国シリーズ
クレヨン王国の十二か月
クレヨン王国の花ウサギ
クレヨン王国いちご村
クレヨン王国のパトロール隊長
クレヨン王国の白いなぎさ
クレヨン王国七つの森
クレヨン王国なみだ物語
マリゴール ユーロシ 法則 プロキオ パティ フェンリル ロボコン プラン とうみ ドロン デザイナー ひかわ ウンギョー クロスバー デリシ 宿儺南瓜 フロアマ バナバ ぶどう ハツユ ァサード パイ セミダブル ミコロン スキャンダル ピザク トライアル ギンリ ビコル カデット ブレーン エイド ヒート フロアス エーエスピ シュリン くわい サイト冬瓜 紀州 レーシ うたしない ベジス ブック ノベル ジャル ワイフ ニュー フリ モラテオ はっとう

クレヨン王国月のたまご(PART1〜PART8・完結編)
クレヨン王国からきたおよめさん
クレヨン王国まほうの夏
クレヨン王国春の小川
クレヨン王国の赤トンボ
クレヨン王国黒の銀行
クレヨン王国新十二か月の旅
クレヨン王国森のクリスマス物語
クレヨン王国水色の魔界
クレヨン王国王さまのへんな足
クレヨン王国109番めのドア(PART1・PART2)
クレヨン王国デパート特別食堂
クレヨン王国幽霊村へ三泊四日
クレヨン王国シルバー王妃花の旅
クレヨン王国超特急24色ゆめ列車
クレヨン王国12か月のおくりもの
クレヨン王国ロペとキャベツの物語
クレヨン王国とんでもない虹
クレヨン王国12妖怪の結婚式
クレヨン王国カメレオン別荘村
クレヨン王国茶色の学校(PART1・PART2)
クレヨン王国タンポポ平17橋
クレヨン王国三日月のルンルン(PART1・PART2)
クレヨン王国しっぽ売りの妖精
クレヨン王国スペシャル夢のアルバム
クレヨン王国の四土神
クレヨン王国道草物語
クレヨン王国幾山河を越えて
その後のクレヨン王国

新クレヨン王国シリーズ
新クレヨン王国千年桜五人姉妹(挿絵:伊藤つぐみ)

詩画集
クレヨン王国ファンタジーランド詩画集(1・2)

エッセイ
ナイショでヒミツのクレヨン王国
ぶらりぶらぶらクレヨン王国
 クレヨン王国虫鳥花獣四季彩々